ネフローゼという病気で25年以上ステロイドを飲み続けています。
ステロイドの副作用で白内障と診断され、手術する事になりました!
手術前に色々忘れないように書いていこうと思います。
手術のタイミングは自由?
視力が下がり眼鏡を作った時に行って以来、何年かぶりに眼科に行って来ました。

なぜ行ったか?
それは、視界が眩しいから!
白内障の症状の中には視界が白く霧がかったように見える症状があります。
私はまさしくこれです。
白く霧がかったように見えると何がどうなるのか?
日中の車の運転が眩しくて大変&危険。
もう、がっつり白内障です!
病院につき、受付を済ませ視力検査などの検査をしてただでさえ眩しいのに、瞳孔を開かせる目薬をされて順番が来て診察にいきました。(瞳孔とは目にある明るさを調節するところで、開くと眩しくなる。)
先生に説明された内容は、
- 完全に白内障
- 視力の低下は白内障が原因
- 白内障は確実に進行している
- 手術をすれば良くなる
- 手術は基本的に点眼麻酔(目薬での麻酔)
- 手術中は点眼麻酔なので意識がある
- 手術中は見えるらしい(目が乾かないように水で目を濡らし続けているのでもちろんハッキリとは見えない)
- 手術中に右見てとか左見てとか指示される事もあるらしい
- 白内障の手術で使う水晶体の代わりの人工レンズは数種類ある。
- 若いから多焦点レンズがオススメ
- 多焦点レンズは保険適用外なので高額
- 手術は入院か日帰りか選べる。
と言う感じの説明をされました。
先生と話をしていて驚いたのが、手術のタイミングは私に任せるという事。
暫く来ていなかったせいもあるけど、私の状態になる前に手術する人もいれば、もっと進行して出来るだけ手術を遅らせる人もいるらしい。
融通をきかせてくれるのは有難い。
仕事の予定を確認するためになるべく早めにしたいという事は伝えて診察終了。
人工レンズ
診察が終わり、待合室で待っていました。
「白内障でただでさえ眩しいのに瞳孔開いてさらに眩しい。これの状態で運転はしない方が良い気がする。むしろ出来ない。瞳孔を開く目薬をしてなくても普段から昼間眩しくて車運転するの酷いし、遅かれ早かれ手術するなら早い方が良いだろうな〜」などと1人考えながら待合室で待っていたころ、看護師さんが来て「時間があれば白内障の手術の説明聞いて行きますか?」と聞いてくれた。
説明を聞いているうちに瞳孔が少しでも閉じてくれる事を祈って説明を聞くことに。
聞いて来た内容を忘れないように色々書きます。
手術内容
目に切れ目を入れてその切れ目から手術をします。
濁った水晶体を機械を使って砕き、吸引して取り除いた後に人口のレンズを入れると言う手術です。
手術中は目が乾かないように目に水を流してあるらしく、その水越しにぼんやりと手術中の周りの様子が見えるらしい。
面白い笑
説明されたのは3種類のレンズ
近くが見やすいレンズ(保険適用)
遠くを見る用のメガネなどが必要。
遠くが見やすいレンズ(保険適用)
だいたい目から50センチまでの物が見えづらくなるらしい。
人によってはメガネがいらない人もいるっぽい。
近くを見る用のメガネが必要になるかもしれない。
私はこれを選びました。
多焦点レンズ(保険適用外)
多焦点レンズ?と言っていた気がします。
近くも遠くも見えるらしい。
夜間、車のライトのが少しボヤけたりするかもしれない事や、近く用・遠く用に特化したものではないので、近く・遠く共に完全にピントが合うところがないなどデメリットもある。
ただ、病院の看護婦さんの話だとこのレンズでメガネ、コンタクトをつくった人も不満を口にする人もいないらしい。
白内障の手術は基本的に左右の眼球で1度づつ、平均寿命まで生きたとして50年くらいは人工レンズで生活することになるので、看護師さんからもこのレンズをオススメされた。
値段は80万円。笑
看護師さんからの説明が終わり、次にDVDでの説明の動画を見ることになり、手術中の映像を見せられた。
なかなか気持ち悪かった。
DVDが終わり、手術後に目を守る為の保護メガネを看護婦さんに勧められて買った。
このメガネが優れもので正面から見たら普通のメガネなのですが、横から見るとフレームの所が厚くなっていてしっかりと目を保護してくれそうな感じ。
ちなみに、楽天で同じものを調べたら1,000円くらい楽天の方が安く、モヤモヤが残る。
一通り説明が終わり、この日は帰宅した。
長時間の説明をしっかり受けたお陰でだいぶ瞳孔も閉じていて車で事故を起こさずに帰れた。
手術前の検査
1ヶ月くらいが経ち手術前、最期の診察日。
最初に思った事を言うと、長かった。
手術前に体全体の検査する必要があるらしく、何種類も検査をしたので時間がかかった。
兎に角、長かった。
話を戻して、いつものように受付を済ませ眼圧や視力などを検査して、先生との診察に。
目の状態が良くなるのであればすぐにでもやりたかったのですが、手術は2ヶ月待ちが続いているらしく、2ヶ月後に予約しました。
両目を一気には出来ないらしく1週間以上間隔を開ける必要がある為、最初に右目をやってその日から20日後に左目という感じになりました。
手術の日にちが決まり検査の話をされ、採尿・採血・心電図?など何種類かの検査をするために色々な検査室に移動、検査。
そして、検査が終わり眼科に戻って入院、手術などの説明をされ、違う場所で違う人にこれまで病歴などの確認をされ、違う場所で違う人に支払いなどの説明をされて会計して帰りました。
本当に長かった…
遠くが見やすいレンズで入院。
長かった手術前、最期の診察日。
目に入れる人工レンズの種類、日帰りか入院かを選択をしないといけませんでした。(正確には2ヶ月くらい時間の余裕があるのでこの日じゃなくても良かったのですが…)
遠くが見やすいレンズにした理由
遠くが見えるやつを選びました。
いつも行っている薬局にたまにいるスタッフの方が最近白内障の手術をしたらしく、元々近視だったので、近視用のレンズ(近くが見やすいレンズ)で手術をしたらしいです。
すごく対象物に近ずいて見てたので大変そうでした。
ただ、私は近視ではないので近視用のレンズは選択肢から外れることに。
悩んだのは遠くが見やすいレンズと多焦点レンズなのですが、多焦点レンズが単純に高い。
メガネ要らずで生活出来るのは嬉しいけど金額80万…
平均寿命くらいまで生きたとして50年で計算したら、
80万円÷50年=1.6万円/年
16,000円÷365日=約44円/日
1日44円で快適な生活を送れると思えば安い気がするけど金額にビビったのとそもそもそんなお金がない事に気がつき断念。笑
消去法になりましたが、残った遠視用レンズに決定
スマホの画面の文字が見えづらくなるかもしれないのは大変だけど、日中眩しいよりは確実に安全。
何よりも経済的に優しい。笑
ちなみに、今はやめたので吸ってませんが、確か1箱440円のタバコを1日2箱は吸ってました。
440円×2箱×365日×50年=16,060,000円
16,060,000円。
禁煙して良かった。
入院を選んだ理由
入院を選んぶにあたり、手術当日、翌日の病院の制約を説明します。
- 当日は朝9時までに病院に行かないといけない
- 日帰りの場合は夕方には帰れる
- 入院でも日帰りでも翌日の朝8時半に診察を受けないと行けない
- 手術が終わってから翌日の診察まで眼帯をしないといけない
- 当日は眼帯をしているので運転が出来ない
- 入院の時は病院の駐車場に車を停めておくことは禁止。
こんな感じです。
日帰りになると手術終わりの眼帯の状態で保育園への迎えを頼まれる可能性がありますし、病院と家との往復の時間がもったいないです。
それに病院ではありますが1人になれるので1人を楽しみたいのと、入院したほうが生命保険で貰える金額が多くなりそうだったので入院にしました。笑
あと、移動手段をなんですけど、自宅と病院の距離は歩くと1時間くらいです。
自宅と病院の距離は歩くと1時間くらいで、歩くのは嫌いじゃないので歩きでも良し、タクシーでも良い。
歩くのは嫌いじゃないので歩きでも良い。
天気が良ければかなり気持ち良さそうだし、むしろ歩きたい!笑
タクシーでも良い。
バスはあるけど朝引くほど混んでるし、一駅分くらいしか短縮できないし、遠回りだしで大して効果はない。
電車も同じ。
病院の近くにコインパーキングがあるからそこに停めて入院して、退院したら乗って帰るのもあり。
手術の天気次第では歩きか車のどちらかで行こうと思っています。
まとめ
遠くが見やすい用のレンズで入院して白内障の手術を受けます。
普通の人からすると結構前倒しで白内障の手術をする事になりましたが、早めにやっちゃえば後は白内障の不安から解消されるので、目玉に切れ目を入れて、水晶体を砕いて吸って、人工レンズをぶち込んでもらいたいと思います!
キャンセル笑
読んで頂いた記事を書いている途中に手術をキャンセルしました。
手術後に続編の手術の体験談の記事も書いていこうとも思っていました。
ですが、予定が変わり白内障が治った話をいつか書きたいと思います。

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